リスト音楽院受験譚〜申し込み・試験の流れ〜

受験

留学ブログを始めたらやろうと思っていたことの1つ、「受験について書く」というのを、3回に分けてやっていこうと思います。そろそろ受験の時期ですし!

現地でのリスト音楽院受験についてです!

時系列順に書こうかとも思ったのですが、当時自分で気になった順に書いていきますね。

また、ハンガリーに留学される際はStipendium Hungaricum(ハンガリー政府の奨学金)への申込みをすることを断然オススメします!

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リスト音楽院受験シリーズ

第1回『全体の流れ編』←now!

第2回『実技試験編』

第3回『筆記試験編』

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試験期間について

リスト音楽院のHPには6月末〜7月初めとかって表示されていたりするんですが、
「じゃあ6月末〜7月初めって、細かい時間はいつ分かるんだい?」
てことですが、これが、割とギリギリまで分からず、僕のときは4/15にわかりました。

飛行機とかホテルとか、はじめての海外受験にはギリギリ感が否めないです。

試験スケジュール

MAピアノを受けるには、実技試験での演奏、そして実技を通過した人は更に筆記試験があります。僕のときはこんな日程でした。

試験期間:6/18-7/9
ピアノ実技:6/29
筆記:7/3

ちなみに、試験の日にブダペストにいれば問題なさそうです。僕は6/26にブダペストに到着し、7/5に日本へと発ちました。

ピアノ実技についてはこちらの記事で、筆記試験に関しては、こちらの記事で詳しく触れています。

申し込み

申し込みや願書提出がけっこう大変です。

・リスト音楽院への申込み
・Stipendium Hungaricum(奨学金)への申込み

申し込みはこの2つ。あとあえて付け加えれば、飛行機やホテルの手配も必要ですね。

リスト音楽院への申込み

リスト音楽院のHPのApplicationというところに入試情報が出ます。けっこう分かりにくい構造な上、全て英語かハンガリー語なので、頑張って端から端まで探しました。

リスト音楽院に提出するものは以下

・願書(Application Form):A43枚くらい。HPからダウンロードできます。
・2枚のID写真:パスポートサイズの写真です。
・BAディプロマの英語コピー:学部の卒業見込み証明書か卒業証書の英語版のコピー。
・パスポートのコピー:写真のページが必要です。
・TOEFL IBTかIELTSの語学証明:学校に提出するものはどんなレベルでも大丈夫だそうです(奨学金とは違う)
・受験代金60ユーロの振込証明:これはself-financed studies、つまり奨学金に申し込みをしていない人のみです。

※あくまで2018年9月現在の情報なので受験される方はご自分で必ず調べてくださいね!!!!

これらを郵送で送ります。願書のみメールでも受け付けてくれましたが、他は郵便局のEMS(はやい国際便)で送るほかありませんでした。けっこう到着まで時間がかかるものなので余裕を持つべしです!

ちなみに僕のときは3/31が提出期限でした。

(直接学校に提出できる人はそれでも受理してくれるみたいです。笑)

Stipendium Hungaricum(ハンガリー政府奨学金)への申込み

タイムスケジュールなどはStipendium HungaricumのHP に掲載されます。

申し込みはこちらのApply online! にいろいろな書類をアップロードしていくだけですので、郵送ではない分楽ですね。

必要書類もChecklist for Stipendium Hungaricum Applicantsという表がHP上で公開されるので必ず確認しなければいけないのですが、参考として僕のときに必要だった書類を書いておきます。

・Online Application Form:Apply Online!での情報登録のことです
・Motivation Letter:1500〜4000字の英作文です。めっちゃくちゃ大変です。
・Audio Portfolio:演奏の録音です。3つの時代区分の曲を録音したファイルをDropboxのリンクで記入しました。
・パスポートのコピー
・健康診断書:英語版です。検査項目など細かい情報が見当たらずに割と苦労しました。
・学部の卒業証明:卒業証書が日本語版しかなかったので、併せて卒業証明証を送りました。
・学部の成績証明書雨:英語版です。授業の説明も補足的に必要だったりします。
・語学証明:Toeflの結果通知書です。こちらは語学レベルの規定があったりもするようです

※あくまで2018年9月現在の情報なので受験される方はご自分で必ず調べてくださいね!!!!

これらを2/16までにアップロードします。中には8月までにアップロードすれば良い書類もあったりします。卒業証明なんかは、日本の学校だと3月末あたりにならないと貰えないので、僕は代わりに卒業見込証明書をとりあえずアップロードしておき、後から卒業証書をアップロードし直しました。

試験期間中の練習は?

音大受験の一番不安な部分というのは国内でも「練習できるの?」だと思いますが、海外なら尚の事不安です。国内ならまだ練習スタジオもたくさんありますからね〜

さて、リスト音楽院の場合は、学校の練習室を使わせてもらえます!!!

リスト音楽院にはいくつか校舎がありますが、そのうちの1つ「リゲティ館」と呼ばれる建物(1077 Budapest, Wesselényi utca 52) が練習棟になっています。受験時はその練習室を借りることができます。

▲Ligeti館練習室(3階)の案内図

僕のときは1日4時間、ネットで予約してグランドピアノの部屋を借りることができました。受験期間が近づいてくると学校側から「練習室使えるよ〜」というメールが来て、添付されているExcelのスプレットシードにて名前を書き込んでの予約でした。早いもの勝ちです。

ピアノの状態は全くもって良いものではありませんし、見たこともないようなメーカーのピアノだらけですが、ピアノを弾けるというだけでも受験への不安が解消されていったのを覚えています。(それでも受験に合わせて調律などしてくれていたようで、今考えるとだいぶいい状態でした汗)

ピアノを弾かない時間の過ごし方

これは人それぞれだとは思いますが、見知らぬ土地に来て、言葉もよくわからなくて、という中でホテルや練習室の中に籠もってしまうと心も病んでいくように思います。

ブダペストはちょっと歩くだけでも、RPGの世界に飛び込んでしまったかのような、もしくは映画の世界に飛び込んでしまったかのような、もしくは、、、、(あんまりいい例えが浮かばない)とにかく、ワクワクする街が広がっています。

僕も教会の中にフラッっと入ってみたり、ハンガリアンケンタッキーでの買い物に挑戦してみたり、街中にあるレストランで英語とハンガリー語しかないメニューとにらめっこしてみたりしました。

ものは考え様。弾けないならその分の時間で引き出しを増やせばいいのです。

あとは、筆記試験の準備です。

日本の嶋岡和声(芸大和声)で育った僕は、ヨーロッパの数字での和声課題を解く練習をほぼしたことがありませんでした。(大学4年のときに「新しい和声」という教科書でちょこっと触れはしている)

また、音楽用語を英語で言うのもほぼできませんでした。

その辺りをホテルでよく勉強していました。

こんなところですかね。とりあえずは。

ピアノ実技についてと筆記試験については別の記事で詳しく書いていますのでそちらを御覧ください!

はい。第1回おわり!第2回に続く!

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