家の敷地どころか玄関の外へすら出ないような日々が最低5日は続くような今日この頃です。
そんななか、先ほど9日ぶりほどの外出の末、ブダペストのスーパーにて小麦粉を買いました。
(▲左が強力粉、右が薄力粉)
え、いきなり小麦粉の購入報告なんぞして、こやつは何がしたいのかって?
まぁまぁ、そんなカッカなさんな旦那
ハンガリー語で小麦粉はLiszt
なんとですね、小麦粉ってハンガリー語ではLiszt(リスト)というのですよ。
そう、作曲家のあのリストと同じなんです!
つまり、バッハが小川さんなように、リストは小麦粉さんなのです(違
薄力粉?強力粉?
ということで、なんでこんなことを書くに至ったかということですが、1日の食事を家で全て済ませるようになって、小麦粉をよく使うようになったわけです。しかし恥ずかしいことに、今まで「小麦粉は小麦粉であってそれ以上でもそれ以下でもない」という認識だった梨本青年はこれまで、”いつもなんとなく見る目立つ色の方の小麦粉”という理由でのみ小麦粉を買っていたわけですね。
ちなみに、ハンガリー語でいうと
・薄力粉:finomliszt (フィノムリスト)
・強力粉:rétesliszt (レーテシュリスト)
といいます。
ちゃんと意識して見てみると、いつも買っていたのは上の写真でいう左の赤い方、rétesliszt。すなわち、強力粉でした。
・・・さて、薄力粉をゲットしたのでふっくらお好み焼きにでも挑戦しましょうか。ケーキとかパンとかやってみたいけどオーブンはないし。(あれ、薄力粉必要だったのかなとか思ってしまうくらいに、未だ薄力粉と強力粉の違いを認識しきれていない梨本青年なのであった。)
こぼれ話
日本で売っている小麦粉ってビニール包装だったり、コーティングされた紙袋だったりするじゃないですか。
ハンガリーで売っている小麦粉はうっすい再生紙みたいな紙袋に入っていて、小麦粉が並んでいる商品棚の周りは白く汚れているんです。ええ、紙が破れて、こぼれているんですよ〜HAHAHA!
ほかの粉はなんていうの?
他にも粉物ってたくさん売っていまして、なんとなくどれも似た感じに見えます。日本ほどパッケージに拘っているわけでもありませんし。
ということで、他の粉物はハンガリー語ではなんというのかといいますと、
・塩:só (ショー)
・コショウ:bors (ボルシュ)
・砂糖:zukor (ツコル)
・パン粉:kenyérmorsza (ケニェールモルサ), zsemlemorsza (ジェムレモルサ)
※pankóという名前で日本式のパン粉が売っているらしいとの情報を得たのでそのうち確認できたら書きます。
・片栗粉:keményítő (ケメーニートー)
・ベーキングパウダー:Sütőpor (スュトューポル)
などなど。
ちなみに片栗粉はまだ手元にありません。唐揚げやりたい。
そんな感じで料理ライフが潤っております。最近の得意料理はカツです。パンを崩して生パン粉を生成するのは無心になれて楽しい。
それではみなさんsziasztok!!