みなさんJó napot! (こんにちは)
今日はみなさんの疑問「ハンガリー語喋ってるの?」「勉強してた??」という部分について書こうと思います!
未知の言語:ハンガリー語
語学を新しく習得するときって、「あ、これはあの言語でいうところのこれか!」
という気付きって結構あると思うんです。英語で牛乳のことはmilk。ミルクですね。ドイツ語だとmilch。ミルヒ。とか。 英語日本語間でも、カタカナ語で浸透している言葉はなんとなく英語にしたときにわかりますよね。コンサート、ペン、テレビ。
しかしながらですよ。ハンガリー語は、ほぼほぼ音や文字面からの予測ができません。
例えば。
・ピアノ:zongora (ゾンゴラ)
・ヴァイオリン:hegedű (へげどぅー)
・牛乳:tej (テイ)
・・・ね???
最初ピアノのことをゾンゴラと呼ぶって聞いたとき、その厳つさに笑い転げた記憶があります(転げてはない)
日本で勉強してた??
そんな難しい言語なんだから、日本で勉強してたんでしょ?留学先に選ぶくらいだし。
とお思いでしょう。
白状します。全くもって、何の単語も、挨拶も、ABCの発音の仕方さえも、予習せずにハンガリーに来ました\(^o^)/
まぁ、リスト音楽院への留学には、ドイツやフランスと違ってハンガリー語を話せる必要性はないので、それまで触れる機会がなければ当然の結果といえばそうなんですが。
なのでハンガリーに来てみてようやく、「これは、やばい。何もわからない。買い物が、できない」となったわけです。扉を押すのか引くのか、出口なのか入り口なのかさえ分かりませんでした。
じゃあどうしたのか
もちろん、そんな状態じゃぁ、さすがにまずいぞと思ったわけです。学校の授業やレッスンは英語でできるとはいえ、買い物するときレストランに入ったときにコミュニケーションが取れないのはまずい、と。
しかしそこは日本人留学生も多いリスト音楽院。ハンガリー語弱者の救世主、「日本人の先生によるハンガリー語の授業」が存在するのです!こんな教科書を使って勉強します。
そんなリスト音楽院のホスピタリティをありがたく頂戴し、その授業で1年間勉強しました。今では簡単なことであれば話してコミュニケーションを取れます。正しい言葉を話しているかは二の次です。え?別にいいんです…!言葉なんてものはコミュニケーションツールの一つにすぎないんですから!
つまるところ?
つまり、リスト音楽院に留学する人に関して言えば、ハンガリー語を日本でやらずとも現地で勉強できるということです。
もちろん、日本で勉強してきた方もいますし、その方が現地での不安が減るしハンガリー人の友達もできるので、環境があるのであればそれは是非勉強してくるべきだとは思います。それでも今後リスト音楽院への留学を考えている方にとっては、朗報なんだろうなと思って今日の記事を書きました。
今日はこれだけ!
それではみなさんsziastok!!